ISSが見てみたい

実は、まだ見たことがない。
ここ最近、ネット界隈(という表現は正しい?正しいことが求められる?)でよくISSの情報に触れたけれど(HTVとか、それが見えることとか)僕自身は、未だISSが空を翔るところを見たことがない。

ゆっくりと、それでも他のどの天体よりも速く、空を横切るように動くのが観測される上に、めちゃくちゃ明るいらしい。ここでその物理量を挙げることができないのが恥ずかしいが。

明るさの物理量といえば、ルクスとかジーメンスとか、物理をやってても聞いたことすらないようなものが存在する。どうせ役所やら企業やらが適当に作ったものなんだろうとこれまでは気にも留めてなかったけれど、どうやらSI単位として認められているようだ。(ソースはwikipedia

そういわれてみれば、ジーメンスは確か600nmくらいの単色光のフラックスだったような気がするし、ルクスはその単位角当たりの量、つまりインテンシティだったような気もする。割にしっかりとしている。
グラムよりも適当な定義じゃなかろうか。原器を使わないとダメなようなものなんて、正直定義には向いてない。

単位やら次元やらは物理をやっている人なら一度はいろいろ遊んだことはあるだろうけれど、最近、思っていたよりももっと多くの単位系が存在するらしいことがわかった。
mks-Aとcgs-G、自然単位系を始めとして、もっと複雑な定義をすることでMaxwell方程式を綺麗にしようとしたもの、誘電率透磁率を1としたもの、などなどがあるらしい。また、いろいろ遊んでみたくなる。それぞれの間の物理量の比較とか。

個人的にはcgs-Gが好きだけれど、esuには若干の抵抗を感じるし、いちいち物理定数を覚えていなきゃならないのも苦痛だ。
というわけでやっぱり自然単位系、というのがガチガチな人の言い分だろうけれど、
それじゃあ僕らの扱う物理には桁が合わない。

cgsを自分で組み立てたりするのは手慰みとして最適で、ちょもちょも手を動かしてはにやにやできる。あとは、esuの値を覚えたりもできる。

最近、いろんなものの次元解析が楽しい。
一番気に入っているのは、Poynting-Robertson効果。
結果的にタイムスケールがmc^2/Fになって(本当は\rho s c^2/F)なんとなく不思議。


やっぱりこのぐらいの時間になると眠たくて何書いてるのかわからないや。


#2009/11/09追記。
照度の単位はカンデラで、その単位角当たりの量がルーメンで、その単位面積当たりの量がルクス、らしい。
知らないものばかりだ!
なんだかすごい!

ジーメンスは、磁場だったかな。。
!違う・・オームの逆数だった。
ムオー