続けてみるテスト

整形があまり上手にできないはてダ。
主語に「僕が」と付けたほうがよいような気もするけれど。
だって、文法覚えるの面倒なんだもの。

どちらにせよ、そのために書く気力が若干萎えているような気がするけれど、せっかく決めたことなので、とりとめもないことでも書こうかと思います。
中途半端に放っておいてしまっている確率の話がいくつか下にあるけれど、それもいつか埋めとかないとなぁ。
でも、今はそこまでの気力はないので、ちょっと放置させてください。


単位系というのが昨日今日と気になっているフレーズ。
どこまで自由度があるのだろう?


少しだけ準備を。


そもそも、単位系を語る上で切っても切れないのが物理定数だけれど、これらの値をどうするかで単位系は決まってしまう。
たとえばエネルギーの次元と単位量が決まっているときに、プランク定数の値(次元も含めて)を決めたとする。するとそこに周波数をかけたものがエネルギーなのだから、周波数の単位や次元は(決まっているエネルギー)/(プランク定数)となる。


もちろん、その逆でもなんら理論的な不都合はないのだけれど、単位系を決めてから物理定数を求めるようにすると、せっかくの定数の値が小数点以下ずらっと並んだものになってしまう上に、実験誤差が入ってくる。
エネルギーと秒を決めた後に、プランク定数を求めたように。


だから、物理定数を気持ちよくすぱっと決めてしまったほうが後々嬉しい。ような気がする。少なくとも僕はそう感じる。


ただ、単位系ありきの現行のSI単位系にもいいところはある。
出てくる値が身近なものになるところだ。
たとえば、大きさは1m、といわれるのと1000000000nmと言われるのとでは、印象が全く違う。"m"と聞けば比較が容易い。
"m"に耳慣れているだけ、という意見もあるかも知れないが、仮にnmを通常使用していた場合でも、僕たちは1000000000nm、あるいはその2ケタ小さい、10000000nm(= 1cm)を基準としてその値がどれくらいのものかを考えるだろうと思う。それは僕たちのサイズが"m"周辺のものだからだ。
ならばそれらの値を始めから1にしておくのが自然ではないだろうか。


その通りだ、それでいい、と思う向きもあるかもしれない。
だからこそのSI単位系なのだ。
ルクスとかも使われたりするのだ。


でも、それじゃ、物理をやるには手間が多すぎる。
メートルなんてサイズのほうが珍しいくらいの宇宙において、この基準によって定められた物理定数の不便なこと。
ならばいっそ違う基準を使いたいと思うのも人情。

ところが今度は、特徴的な、常に比較対象としたいような単位がない。
"nm"から"pc"まで、長さで言って27桁違う世界を語ろうというときに、その間をとって基準にしただけでもさっきの例よりも"0"が4つは多くなる。

そこで、ならいっそ、計算するときに必ず出てくる物理定数のほうを楽にしておけばいいんじゃなかろうかと考え至るのは当然の流れだろう。


そうして生まれたものが、自然単位系と呼ばれる、いくつかの物理定数を1とする単位系である。


ちなみに、今の宇宙物理学では上の2つの考え方の中間をとったような、Maxwell方程式が綺麗になるようにいくつかの物理定数の値を定め、でも値自体があまり非人間的にならないような単位系が使われている。歴史的な事情によっているのだろうと思う。
それにしても、SIで使われるmks(メートル、キログラム、セカンド)ではkの接頭辞が目に付くし、我らがcgs(センチメートル、グラム、セカンド)ではcの接頭辞がいかにも邪魔だ。
mgs(metal gear solidじゃなく)がいいと思うんだけど。


ふぅ、思ったより長くなってしまった。
さて、ようやく本題だ。


「一体いくつの物理定数を定めれば、単位系はただ一つに定まるのだろうか。」

答えとしては、「5つ」と言ってしまえるのだが、今日書くにはあまりにも余暇が少ない。
ともかくも、それが興味深いと思っているのです。


まったく文章を書かない日が続いたせいで、自分でも反吐という漢字をありありと思い浮かべることができるほど下手な文章だけれど、少しずつ上達していければいいなと思います。